都築建築とは

都築建築の家づくり

100年住める家

 

都築建築がお客様に提供する家で大切にしていることは100年住める住宅であること」です。

 

現在の日本の住宅の平均寿命は約30年と言われています。住宅ローンの一般的な最長借入期間は35年となっています。ローンの返済が終わるまで住宅が「耐えられない」ということです。

 

弊社でも新築に携わらせていただくお客様で多いのは20代~30代の方です。仮に30歳のときに家を建てたら、普通の家を建てた場合上記計算でいくと単純に60歳の時に再度家を建てないといけないということになります。

 

また、最近では人生100年時代とも言われています。となると、30歳で家を建てた人が30年しかもたない家を建ててしまった場合、60歳でまた建替えても90歳でまたもや家を建てないといけないということになります。

 

こんなことをしていては、いつまで経っても豊かになれないどころか、家によって経済的に間違いなく貧しくなってしまいます。

 

本来幸せになるために家をつくるのに、逆に家が重荷になるようでは本末転倒です。だからこそ、都築建築では「100年住める住宅であること」を指針として、

 

構造を考え、素材を吟味して提案しています。

 

 

西尾市の歴史から学ぶ家づくり

都築建築は西尾市に根差して50年余年。ずっと地域に根差した家づくりをしてきた大工だからこそ分かる西尾市の気候風土。そして地域に根差した代々の地元大工から引き継がれた「知恵」を家づくりに取り入れています。

例えば、西尾市の中でも大雨が発生した場合「水に浸かりやすい地域」があります。他のエリアから来た住宅会社は従来通り土地を整地してそのまま家を建てていくのですが、そんな場合都築建築では、家を建てる際あえて土地の高さを上げて、万が一の災害に備えていきます。

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また、1945年に多くの被害をもたらして三河地震では倒壊した家と、そうでない家の違いに「柱の太さ」がありました。これも地元大工が代々口伝していることです。現在日本の家づくりで使われている通し柱(2階以上の木造建築の柱のうち、一本で土台からの期まで通っている柱で、構造上重要な位置に使われる柱)は4寸角というサイズが主流(住宅会社によっては3.5寸角を採用している会社もあります)ですが、都築建築では6寸角の通し柱を使っています。

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(木造建築の木は加工した上で木材どうしを組んでいきます)

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(その際、4寸角の木材だと木を組んだ際(黒い部分が木材を組む面積)その木自体の面積は上記のようになります)

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(都築建築が使っている6寸角の木は、木材を組んだ後でも1本の木の残る面積は大きくなります)

 

そして、その通し柱も材木業者にお任せではなく実際のものを見て選び、その上で自社の倉庫で木材に含まれる余計な水分を抜くために自然乾燥した木を使っています。

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物によっては乾燥まで2年以上かける木もあります。木の向き、その木が持つ癖などを熟知した上で、どこにどんな木を使うかまで熟練の自社大工が考え家づくりに活かしています。だからこそ、大量生産するのではなく、年間に自分たちが丁寧に手掛けられる軒数のみにこだわり家づくりに携わらせていただいております。

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100住める家づくりの根拠

壁量計算と許容応力度計算

同じ「耐震等級3」でも強度が違う?

都築建築は地震に対して耐震最高等級である「耐震等級3」を全棟取得しています。

ただ、「耐震等級3」を取得するにあたって、計算方法が主に二種類存在します。それが「壁量計算」と「許容応力度計算」。

日本でポピュラーな計算方法はコストと時間をかけずに、比較的簡単に計算できる「壁量計算」になります。ただし、壁量計算で耐震等級3を取得出来ても、許容応力度計算で計算しなおした場合耐震等級3をクリアできないケースがあります。

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鉄筋1本単位まで緻密に計算していく許容応力度計算

都築建築では大工の知識+建築家の知識+許容応力度計算を用いて家づくりをしています。

長年現場で培われてきた知識や技術だけに頼るのではなく、最新の専用ソフトを用いて鉄筋1本単位で家の強度を確認し、設計図面に落とし込んだ上で熟練の西尾市の大工が家づくりを手掛けています。現在日本の木造新築工事において、許容応力度計算を用いて構造計算をする会社は全体の5%未満だと言われています。それだけ許容応力度計算は手間と時間がかかるのですが、「100年住める家」を作るために都築建築は「許容応力度計算」が必要不可欠だと思っています。

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実際に都築建築代表都築が1棟1棟自身で許容応力度計算をした上で図面を仕上げていきます。

大工×建築士

従来「大工」と「建築家」は同じ業界にいるものの、その仕事には「ズレ」が生じてしまいます。

「大工」は家をつくり「建築家」は家を設計していきます。大工は長年の知識と技術、そして感覚を頼りに家づくりをしていきます。ただ、そこには「確かな根拠」ではなく、漠然とした根拠で家づくりをしている大工が世の中には多々います。「建築家」は家のデザインや構造の計算に優れているものの、実際現場でどんな木をどこに使えばいいのか?どんな納め方をしないといけないのか、選んだ材料や工法が20年後、50年後どうなっているのかを知る術を持っていません。

都築建築は大工であり一級建築士でもあることから、西尾市の気候風土に合った家とは何か、どんな材料をどのように使えばいいのかを知識と長年の歴史からしっかり分析し、家づくりに落とし込み「根拠のある良い家」を作っています。

デザインだけではなく、性能・性質にも優れた家を生み出せるのは「大工」×「建築家」としての知識と技術のお陰です。

Price 価格

都築建築では営業専任のスタッフやモデルハウスが無い分、余計なコストがかからないのでその分をお客様の家の材料費に充てています。以下は今まで都築建築で建てたおうちの情報をもとにした参考価格になります。

 

Plan1 本体価格¥1,868(税別)

平屋 65.41㎡ 19.78坪 

LDKWCL、ファミリークローク付) 

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Plan2 本体価格1865(税別)

平屋 70.42㎡ 21.27坪 2LDK

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Plan3 本体価格2,820(税別)

二階建て 117.8㎡ 35.59坪 4LDK+ベランダ+WCL+ファミリークローク 

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Plan4 本体価格2,630(税別)

二階建て 112.61  34.06  4LDK+畳コーナー+ファミリークローク

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※各プラン別途費用として地盤改良工事、屋外給排水工事、外構工事、他が必要になります。

最長60年保証

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新築を建てる際は、万が一設計ミスや施工ミスによって住宅の主要部分に雨水の侵入があった場合等、施工側は引渡後10年間「瑕疵責任」を負っています。

ただ、都築建築の場合、第三者検査機関の厳しい検査を通った家を住む人に提供していることから、検査会社との契約で瑕疵保証期間は最低20年、最長60年の保証を付けることが出来ます。

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