スタッフ日記

2025-03-23 10:32:00

第三者の品質検査を取り組む訳

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西尾市の地域密着工務店、都築建築では第三者機関の住宅の品質検査を家づくりの中に取り入れています。あまり聞きなれない言葉で想像が付きづらいかと思いますが、住宅の特に新築の場合は国が定める検査があります。建築基準法という「新築を建てる際はこのルールを守ってね」という法律があるのですが、あくまで「最低限」というのがこの建築基準法です。検査はおおまかに建築確認といって家を建てる前に建物や地盤が建築基準法に基づいているのかを確認する検査があります。次に中間検査といって、図面と現場に相違が無いか目視で検査するというものがあるのですが、建物によっては中間検査が省略される場合やその住宅会社が代行して行うのがほとんどなので実質検査という検査ではありません。そして最後に完了検査があるのですが、こちらに関しても実際細かく検査というよりは「ちゃんとやってますよね~、あざした~」というよっぽどのことが無い限りは検査OKのものなので、これも検査と言っていいのかは…。そんな中都築建築が取り入れている第三者機関の品質検査では、住宅に精通していて数多くの現場を見てきたプロが時にはミリ単位で「ここの厚みが不足しています」や「ここの施工は図面と比べて誤差があります」というように事細かに検査をして是正していきます。どれだけ家を建てていても、建てているのは人間です。その日のコンディションによっても状況は変わってくるので「100%大丈夫ということは100%ない」のです。歴史が長い工務店だからこそ安心しない、慢心しない、油断しない。だって家は簡単に建て替えることができないからです。住む人にとっては一生住む家になるからです。だからこそ、「もっともっと良くしよう」「もっともっと成長しよう」という気持ちと緊張感を持って家づくりに携わるためにも第三者機関の品質検査を家づくりの中に取り入れています。

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たまたま、都築建築が取引をしている材料を販売している会社の担当の方に「他でもこういった検査を導入している住宅会社ってあります?」と尋ねたところ、その方は東海エリアで約300社ほどある取引先では1社もないとのこと。住宅を手掛けるみなさん、導入しましょうよ!油断禁物ですよ!お客様の家ですよ?もっと自分たちに厳しくしましょうよ。家づくりの方法や考え方は会社によって違うかと思いますが、住宅を手掛ける会社はいかなる理由があっても「品質を落としてはいけない、品質を高めないといけない」というのが都築建築の代表都築の考え方です。もし同業他社でも品質を向上させたいと思うのであれば、第三者機関の品質検査は絶対おすすめです。これから家づくりを計画される方には是非検討されているハウスメーカーや工務店に「おたくは第三者機関の品質検査は取り入れていますか?」とお尋ねください。そこで「取り入れています!」と言える住宅会社であれば、品質の高い家を建ててくれるはずです。