スタッフ日記
大工が存在する限り大工が建てた家はメンテナンスができる
西尾市を中心に西尾市の建築家と西尾市の大工が新築・リフォーム・店舗を手掛ける都築建築です。都築建築の大工スタッフは「大工」です。今の時代柱や梁などの部材はあらかじめ工場で加工するプレカットが主流になってきてはいるものの、人に個性があるのと同じで「木」も一本一本違いがあります。同じ山で採れた木でも日当たりや育った環境で「この木はここに使ったほうがいいな」「この木は反りがひどいからちょっとどけておこうか」など、木の性質と家の相性を見極めて素材を選定していくのも大工の仕事です。ただ、現状そういった仕事が出来る大工が非常に少なくなってきているのも事実。大手では予め工場で作られたものを現場で組み立てていくだけの作業によって、効率は上がったものの施工技術や知識はどんどん劣化していて、大工と言うよりは作業員を大量に生み出していることから、今後のメンテナンスや大規模なリフォームの際にどうなるか不安が残るのですが、それでも大工が建てた家はちゃんとした技術や知識を有した大工であれば、どれだけ時を刻んでも手入れをしていくことが可能です。だからこそ都築建築では大工を「社員」として雇用し安定的な環境を作ることによって大工の育成をし、「大工の知識と技術」を後世に残していけるようにしています。西尾市の小さな工務店の規模としては小さいかもしれませんが、この小さな積み重ねが大袈裟かもしれませんが、日本の今後の住宅を守っていくものだと思っています。「家は建てるものであって買うものではない」。ご自身がこだわって、安心して住むことを最低限として、次の世代、その次の世代にも住み継いでいける資産として家を残していくのであれば、永く持つ素材・デザイン・作り手を選んでいくのも大切ではないでしょうか?
リフォームが出来る会社と出会えるのは奇跡?
西尾市の建築家と西尾市の大工が建てる家、都築建築スタッフです。お盆はみなさんいかがお過ごしでしょうか?旅行に行かれる方、ご実家に帰省される方、家でのんびり過ごされる方様々かと思います。今年は南海トラフ巨大地震注意も発令されたので、いつものお盆と少し心持ちが違うかと思います。中には地震を意識し「耐震リフォーム」を検討される方もいらっしゃるかもしれません。お手洗いの交換、取っ手の取付等のリフォームは比較的どこの住宅会社でお願いしても金額の高い安いはあってもそこまで差はないかと思います。ただ、「構造」「断熱」に関わるリフォームに関しては「知識」と「技術」が必要になります。西尾市でも「リフォームが出来る会社」はたくさんありますが、「本当に構造のことを理解してリフォームできる会社」となると5社前後?になるのではないでしょうか?それほど「既存の家をリフォームすること」は難しいのです。「プロ」と一言に行っても、お医者さんでも「手術が得意な人、苦手な人」「得意な分野、苦手な分野」があるように、住宅会社でも得手不得手、得意不得意があります。ちなみに都築建築のボス都築は住宅会社としては非常に致命的ですが「営業をやらない」という経営者としてはいかがなものか?という難点がありますが、ただそれを上回るほど「家づくりの設計知識」は群を抜いています。そして都築建築の大工はみな大工経験も長い熟練した職人たちです。だからこそこのブログを記載しているスタッフとしては「ボスもっと営業すればいいのになぁ…」と思うものの、お陰様でお客様からのご紹介や口コミでお仕事をいただいているし、ボスが「必要以上に会社を大きくする気が無い」人なのでこのままでもいいのかな?とも思っています。話はズレましたが、それほど構造が関係してくるリフォームは大変なことなので、焦らず正しい知識と技術を持った住宅会社にお願いしてくださいね。
仕事で一番好きな場面
愛知県西尾市にて新築・リフォーム・店舗を手掛ける都築建築。先日事務所でボスといるとき、ふと「仕事においてどのタイミングが一番楽しいのか?」と言う話になりました。ちなみにわたしは無事大きな事故もなく、お客様の家をお引渡しさせていただくタイミングが寂しくもあり、嬉しいタイミングだったのですが、我らがボスの都築は「お客様と打合せしたものの間取りプランが決まり、構造計算・省エネ計算をしてこの家がどれくらいの強度を有したものかわかったとき」とのことでした。
都築建築では一級建築士である社長がお客様と打合せを重ね、その想いや願いを図面にしていきます。この「まったくなにもなかった状態」から「図面が出来る時点」で、「家に命が宿る」とボスは言います。一級建築士の知識と大工としての知識を掛け合わせて耐震性、省エネ性に優れた図面ができる。しっかり家づくりを分かった人が図面を作成するので都築建築の現場では「この家本当に強度大丈夫か?」「柱もう一本足しておいたほうがいいんじゃない?」といった、住宅業界あるあるが全くありません。それだけ図面は大切なのですが、現場を知らない建築士や、知識のない人が図面を書いてしまうと現場は大混乱です。ただ、これは住宅業界における本当はあってはならない「よくある話」です。準備8割どころか、準備で家づくりの全てが決まると言っても過言ではありません。だからこそ、都築建築はボスが夜遅くまで図面を書いているのですが、それはお客様にはなかなか見えないもの。特にこの夏の暑さの中で作業している大工スタッフの方がお客様から褒められる機会が多いのですが、実は若干ボスが羨ましそうにしているのもスタッフはみんな知っています。大丈夫ですよボス。みんなボスの頑張りは見てますからね、ただお客様からのお褒めのお言葉はスタッフが遠慮なくいただいておきます。
都築建築の家に住まわれるみなさま、みなさんのおうちはボスが考えに考え抜いてありとあらゆるシュミレーションをした上で書かれた図面をもとに作られている家になりますので、どうぞご安心くださいね。
伝える側には「義務」がある
「良い営業マン」と聞くとどんなイメージがあるでしょうか?ニコニコ爽やかでお客様のご要望に「なんでも聞く」のが「良い営業マン」なのでしょうか?多くの住宅営業マンはお客様のご要望に対し「なんでもできます!」と言いがちですが、営業マンがいない地域密着工務店である都築建築では、お客様のご要望に対して「No」をお伝えする場合が時と場合によってはあります。また、これから家づくりに夢を膨らませるお客様に対して「それはやめたほうがいいです」とお伝えすることもあります。例えば「安いリフォーム」か、「高い新築か」で迷われた場合、地震のことや今後の耐久関を考えて選択して欲しい旨をお伝えします。本来であればお客様が費用を抑えるために「安いリフォーム」を選択された場合、営業マンとしては¥1でも売上に繫げたいので「いいですね!」と背中を押すかもしれません。ただ、その際に将来的なリスクをお伝えする営業マンはほとんどいません。選ぶのはお客様ですが、お客様が「正しい選択」ができるよう良いことも悪いことも説明するのが「プロとしての義務」だと思います。もし、今あなたが家づくりをしている中で「それはやっちゃだめです!」「それはやりません!」という住宅会社があるのであれば、もしかしてそれは意地悪ではなくプロとしての責任感かもしれません。
7月27日28日完成見学会のおしらせ
都築建築ではお施主様のご協力のもと、新築の完成見学会を開催させていただきます。
新築完成見学会
19坪平屋の邸宅
日時:7月27日㈯28日㈰
時間:10:00~17:00
開催地:西尾市一色町大塚竹荒井
※住所詳細はご予約をいただいた際に
ご案内させていただきます。
予約制/参加費無料
西尾市一色町大塚竹荒井にて
19坪の平屋の邸宅の新築完成見学会を
予約制にて7月27日28日の
二日間限定にて開催します。
今回のおうちは西尾市に精通した
建築士と大工が手掛けた邸宅で
無理・無駄を省き平屋ながらも
建築コストを抑えつつ
建てられた家になります。
お施主様の趣味でもある
バイクを家の中に
いながらも楽しめる
バイクガレージ付の家は
今後新築やリフォームを検討される方に
非常に参考になる家になります。
是非この機会に都築建築の家を
観て、感じて、愉しんでください。
【予約方法】
ご来場の際は、事前にHP、
もしくはお電話(0563-73-5902)にてご予約願います。
※募集定員に達し次第、受付を終了させていただきます。